忘れてはいけない・・・
2005/05/05(Thu) 02:36:53
尼崎の列車事故の第1報は、昼前のワイドショーの特報で知った。その時は、車と衝突して脱線し、数名の死傷者が出ている模様・・・と言うようなものだった。大きな事故だという印象はなかったんで、「このあいだ踏切事故で死者が出たんで、またマスコミはいつものように、類似した事件だから取り上げてるんだろう。」くらいに思ってた。
遺族を亡くした人の涙や叫ぶ姿、助かった人の生々しい証言、JR西日本関係者の会見、社長の詫びる姿・・・そんなものをいつものようにTVで眺めながら、JRをなじる記者に「お前にそこまで言われる筋合いねぇぞ」とか、土下座してる社長に「内心、うるせぇなとか思ってんだろ」とか、事故の様子を語る乗客に「なんかうれしそうじゃん?」とか、ひとり突っ込みを入れてる僕がいる。
前にも書いたが、物を食いながらベッドに転がってTVを眺めてるって、現実のことでも映画やドラマと同じようになってしまってたりするんじゃないかな?自分を見てそう思うし、どんどんモラルを欠いていく日本人を見てて、そう思う。
イラクで人質となった日本人の若者が、結局殺されてしまったとき、そのこと(彼)に対する友達からのメールが、僕にはとても不謹慎に思えたので、そういった返信をした。当時その友達とはとても仲良くしてたのに、その1件で僕らの縁は切れた。メールの内容は、ホントは僕も内心感じてたことだが、決して口にしたり茶化したりしてはいけないことだと思ってたので、僕は自分のモラルを通すために厳しい返信をしてしまった。でも気持ちは複雑・・・。
今回の列車事故では、オーバーランのごまかし・乗り合わせていたJR運転手が救助活動せずにそのまま出勤し、業務についていた・大阪の車掌区の区長らが事故をしりつつボーリング大会をやっていた・・・なんていうことが、あとからポロポロと出てくる。
自分もそうだが、思うとおりに表現しろと言われたら、すごく自己中心的な自分勝手なことになるだろう。でも、キレイごとかもしれなくても、タテマエであっても、偽善的と言われようと、事の重大さや意味を考えてから、発言なり行動なりしていきたい。
昔は日本って、「恥の文化」と言われたが、今は「垂れ流しの文化」ってとこだろう。